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お風呂の歴史

2018.09.02

私たちは皆、お母さんのお腹の中で最高に神秘的な長風呂を10ヶ月楽しんでこの世に産まれてきます。毎日の入浴はこの神秘的な入浴にはかなわないものの、1日の疲れをリセットしてくれます。

湯船のなかで「あ〜、いい湯だな」と脱力する幸福感は、他に変えようのない時間です。人間が初めて入浴をしたのは偶然だったのかもしれません。水場や温泉に浸かり、傷口を癒す動物を真似したのでしょうか?

お風呂の歴史

【世界のお風呂の歴史】

世界で初めて入浴をしたのはローマ人やギリシャ人だと言われています。漫画にもなっているのでローマ人のお風呂好きがみなさんご存知ですよね。ギリシャ人のヒポクラテスという医師が『入浴』を考案しました。

彼がある村を訪れた時、その村では伝染病が大流行していました。ですが毎日暑い場所にいて汗をかいている鍛冶屋だけが、伝染病にかかっていなかったのです。ヒポクラテスは熱で病気が防げるのではと考えました。彼は生涯を通して医学的見解での入浴を伝え続けました。当時疫病や災害は、神の怒りか悪霊が原因だと信じられていたからです。

各家々にあるお風呂は衛生というより、儀式的な役割がかなり大きかったようです。裕福な友人の家に到着すると、挨拶後すぐ風呂のある部屋に通され、世話役に身体を洗わせて冷水の浴槽に入るのがしきたりでした。この宗教的な意味での入浴は世界各国どこでも見られます。

紀元前5世紀頃になると工夫を凝らした様々なお風呂が作られました。石鹸の登場もこの頃です。

この頃の石鹸は灰とヤギ脂で作られたそうですが、非常に評判がわるかったのだとか。どんな香りだったのでしょうか…そのためか当時のギリシャ人はオイルで身体を洗っていたようです。

ローマに初めて公衆浴場が誕生したのは紀元前300年頃。最盛期には1,000近い浴場があったんだそうです。

ここでは運動をした後蒸風呂に入り、冷水のプールで仕上げます。この間服をたたんだり、主人のオイルマッサージをしたり火を起こすのは奴隷の仕事です。

2,000人近くが入れる大規模なカラカラ浴場には図書館、巨大プール、講堂もありとても豪華な建造物でした。やがて男女が一緒に入浴するようになり、この世の極楽が始まります。音楽を奏でる奏者もいたんだそうです。貴族たちは快楽にふけり、デカダンス的な楽しみに溺れていきました。一度でいいから行ってみたかった。

 

ただ、こんな快楽を教会が許すワケがありません。キリスト教は公衆浴場を禁止し、入浴を断つ者もあわられましたが、中世になると冷浴だけは認められます。大人2人が座れるくらいの冷浴用の木製桶には、真ん中に板が置かれ食事やカードゲームを楽しむようになりました。お風呂の楽しみ方は時代に合わせて工夫されます。

お風呂で身体を洗わなくても清潔に見せれるようにとフレグランスも流行したのもこの頃です。

当時は「男性が入った後のお風呂に女性が入ると妊娠する」や「体臭は性的魅力であり毎日湯浴みをするなんて男としての魅力を損なう」といった今では笑ってしまうような驚きの思想を本気で信じていた人もいました。

公衆浴場の方は相変わらず不道徳だったようで、「シチュー」と呼ばれるイギリスの浴場は売春宿のことでした。ですが梅毒の伝染を防ぐため1500年代に閉鎖されました。

日本でも風俗を「ソープ」と言いますが、お風呂と宗教と性風俗は切っても切れない関係なんですね。

 

アメリカはお風呂を使用する回数は世界一と言われますがシャワーが多く、お家の中に浴槽を置くということになぜかかなり抵抗があったようです。

ホワイトハウスに初めて浴槽が設置されたのが1851年。当時はかなり賛否両論だったんだそうです。(当時の大統領はミラード・フィルモア)

 

時を経て独特のお風呂文化の発展をした国もあります。サウナが生まれたフィンランドが代表的です。それにヨーロッパにも温泉がたくさんありますし、温泉療法も存在するようです。世界の気候風土にあったお風呂文化が作られて行ったんですね。お風呂が人々を癒すのは世界共通です。

 

【日本のお風呂の歴史】

熱いお湯に浸かるのが大好きな日本人も、水浴からだったようです。

日本のお風呂の歴史は安土桃山時代までさかのぼります。仏教では汚れを祓い清めることは神の道をいく者にとって、とても大切だとされています。そのため多くの寺院で浴堂が設けられて、参拝客も入浴させたんだそうです。

当時は浴槽にお風呂はる風呂と、サウナのような蒸風呂の2種類がありました。

蒸風呂は蒸気で蒸して垢を擦り、かけ湯で流すというものです。(ちなみに蒸風呂内で着ていたものが浴衣、床に敷いていたものが風呂敷です)

当時の蒸風呂は娯楽に近く贅沢だったため、毎日はとても入れませんでした。庶民は行水で身体を洗っていたようです。

江戸時代になると銭湯が誕生します。銭湯は身体を清潔にするだけでなく大切な社交場でした。銭湯で情報交換や世相をみていました。

この頃は石鹸ではなくぬか袋で身体を洗っていました。鶯のフンを混ぜたぬかは美肌にとても効果があったようです。

二階建ての二階でお酒を提供する銭湯も出始め大流行しました。お風呂上がりの一杯は最高ですもんね。

明治・大正と時は過ぎ、終戦を迎え昭和になると、うち風呂が一般的になります。

お風呂の歴史

 

入浴と宗教、性風俗は深く関係しています。入浴は宗教的な儀式として行われていた背景がありますし、古代から現代まで、水は悪いものを祓い清めると信じられています。神社で行われる*水垢離(みずごり)や滝行が代表的です。清い水は人々の心を晴らし、自然に湧いた暖かい水(温泉)は身体の治療にも役立つことから、神が与えてくれた聖なる薬と信じられてきました。初めて入るお風呂を産湯といい、亡くなってからは湯灌で清め天界へ送り出します。

菖蒲湯やゆず湯も、邪気を祓い子供達の元気な成長を願うための伝統です。菖蒲やゆずは日本が誇るハーブバスです。

 

*水垢離(みずごり)・・・神仏に祈願する前に冷水を浴び、心身ともに清めること。

 

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