30代女性起業家達の本音・結婚できない女の裏側

最近、30代の女性起業家の仲間達から同じ悩みを相談される。結婚したいという相談。

未婚の私に結婚の相談をするのもどうかと思うが、仕事と恋愛とで悩む気持ちはよくわかる。

起業するくらいだから、みんなヒト一倍頑張り屋で完璧主義。

だけど超絶不器用で甘え下手。なんでかな?と思うくらい。

今日もまた同じ相談の連絡を頂いたので、別ブログで書いてたものをこちらにもアップしておこうと思います。

(ただ私も未婚なので、具体的な力には何もなれないけど…)

「本当は、結婚がしたい」

起業して7年。気づけば自分の周りにはOLより起業している友人の方が圧倒的に多くなっていた。オンナ30代。もっと成長したいし、まだまだ挑戦もできる。自分で仕事をするのはどういうことなのかがわかってきて、OLでは経験できないであろう”酸い”も多少味わった。

普段イキイキと仕事の話をしている起業家女性が会話の途中急にうつむき、力なさげにつぶやいた。

「本当は、結婚がしたい。」

あぁ、なんか元気がないと思ったら。

起業してプライベートも遊びも我慢して必死に仕事をしきて、やっと周りを見る余裕ができた。さて、次のステージだと気合を入れようにもやる気が出ない。心にぽっかり穴が空いている。自分の人生には何かが足りない。そう「結婚」が足りないのだ。

ここ数日で、3人の30代起業家女性から同じ話を聞いた。せっかくなのでここに私の今思っていることをまとめておきたいと思う。

 

私も、結婚には逃げたくないと思っていた

フェイスブックをひらけば同級生の結婚式や子供たちの写真。昔は皆と夢を語り合った。卒業して就職をし、仕事に打ち込む者と仕事はそこそこに結婚をしたいと言う者とに別れた。自分は仕事をとった。正直、仕事で結果を出さずに結婚には逃げたくないし、家族の面倒を見るだけの人生は送りたくないと思っていた。

当時、大好きで何度も読み返していたサガンの小説に出てくる一節がある。主人公の若い女が上品マダムを見て嫌悪感を示した時の心境だ。

”無数の女が送るような人生を送ってそれを誇らしく思っている。若いブルジュワの母で妻だっていう環境にいただけで何もしなかった。あれもこれもしなかったことを自慢している。成し遂げたことじゃなくて。”

仕事組とは月に一度飲みあかし、結婚組とは年に一度会えばいい方となった。だが時がたち30代になって、心境は少しづつ変わってきた。

 

他人のために生きるという選択肢が自分の中にあるか

「結婚できる女は男を見放さないのよね、たとえダメ男でも。だけど私はそれができないの。我慢するくらいなら一人を選ぶわ。」以前40代ショップ経営者の女性が言っていた。これは間違いではないし、それが自分の幸せであるなら、ぜひ貫いて欲しい。これからの時代は結婚というカタチにとらわれず、自身の時間と価値観を第一優先にした、パートナー関係の男女が増えていくだろう。

ただこれを違う観点で言うならば「私の気持ち」ではなく「相手の気持ち」にたってきたか否かだ。恋愛はそれまで培ってきた内なる人間性がダイレクトに投影される。美人でスタイルもよくて人気者の女性がなぜ最後は選ばれないのか。それは内なる人間性のところで、一番大事な部分で引っかかる所があるのではないか。

自分の孤独や欲を埋めるために相手がいるのではなく、相手の孤独や欲や隙間を埋めてあげたいと、心から思えるかどうかなのではないか。

やはり一人で生きていけないのが人生だとするなら、誰とどんな風に寄り添っていきたいのか自分自身が理解していないと、と思う。優しいとか年収が高いではなく、自分はどれだけ相手を幸せにできるのか、彼らしく生きてもらうためにどう接すればいいか、を真剣に考えるということだと思う。そうでないと、想定外のことが起きた時に未熟な自分が顔を出し、きっと相手も自分も傷付けてしまう。今までは気に入らなければ怒って泣いて相手を攻めて自分のポジションを作ってきた。美人な女性ほどそうしてきたかもしれない。だけど30代はもう立派な大人の女性なのだ。そういうことではないだろう、と思う。

 

旦那の稼ぎだけでの生活は、楽ではない

若くに結婚し同じ年で3児の母の友人を見ていると素直に「凄いな」と思う。自分と自分が興味のあることだけ考えて生きてきた私と違い、母である彼女らには独特の懐の深さと寛大さがある。

私は独身なので旦那の稼ぎだけで生活をする経験をしたことはないが、専業主婦の彼女達を見ていると、それはそれで不安な一面もあるようだ。時には誰かと比較してでも、自分の選んだ道が正しかったと思いたい気持ちは、結婚の有無に関わらず誰にでもある。

ただ結婚したいと言いながら愛人から抜け出せない女性や、彼氏を一切信用せず試すことしか考えてない女性を見ると、一番大切なものが欠けているのではないかと思うことがある。

大事なことから逃げている。彼がわかってくれない、私は悪くない、又は迷惑欠けたくないから私は言えない。相手のせいにして、自分が超えるべき壁を見ないようにしているのだ。

 

自分の弱さと向き合うのが一番辛い

この先自分の人生がどうなるかなんてわからない。事業に失敗して借金を抱えるかもしれないし、病気になり闘病生活を送るかもしれない。もしそうなったら、自分一人の力では立ち上がれないかもしれない。それでも自分のやってきたことを受け止めて、また正しい方向に歩き出すには、支え合える夫婦という関係はとても強力ではないかと思う。だが、それにはやはり相手の弱さを受け入れるだけじゃなくて、自分の弱さも受け入れていく必要があるようだ。

自分自身の弱さを認め克服していくのはとてつもなく辛い。自分自身、長年見たくないから蓋をしてきたことと向き合っていくのだから。女性は男性に比べて自分と向き合うのが下手だ。男性は一人で悩みを解決するというが、女性はしゃべりながら考えをまとめていく。そのお喋り相手は多くの場合女友達だ。女友達は感情に寄り添ってくれるが解決策を見つけるのは苦手だ。
ただ、いつも同じことをパターン繰り返してしまうなら、自分の中に克服すべき何かが絶対にあるのだと自覚して欲しい。

 

「残りの人生1日でも多くこの人と一緒にいたい。」そう思える人に出会えたなら、それはかけがえのないことだ。自分の弱さを克服するのはとてつもなく辛いけど、そう思えるほどの相手なら、一人では見られない素晴らしい景色を一緒に見ていけるはずだ。